与えすぎは逆効果。与えすぎると自分の価値が下がる理由

私は可愛いのよ

人は簡単に手に入れたものを大事にしない。

鈴原美帆

世の中には、与えすぎて失敗する人がいる。

誰かに自分が持っているものを遠慮なく与える。周りのために努力する。そこに下心はない。ただ相手を思ってこそのことだ。

「誠実さ」という意味においては、その姿勢は何も間違ってはいない。

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価値の高い人=レアな人

しかし残念ながらその親切心は裏目に出ることが多い。

人は簡単に手に入るものには価値を感じない生き物だ。簡単に手に入る=は大したものじゃないと思われて、どんどんなめられてしまう。

最終的には親切心でしてきたことが、全て裏目に出る。挙げ句には価値の低い人とみなされ、親切心は完全に仇になる。

人になめられ、利用され、誠実さが人の悪意を呼び込んでしまう。これは本当に、皮肉な話である。

適度にNoを言う人になる

自分の価値を相手に見下されない価値が高い人になるためには、ある程度の演出も必要だ。

手に入るようで手に入らない。自分はそう簡単にはなびかない。そんな演出が必要だ。

この考え方は人間関係、仕事、どんな場面でも役に立つ。

人に親切にするのもいい。恋人に尽くすのもいい。みんなのために仕事を頑張るのもいい。

しかしほどほどにしておくことだ。決して与えすぎてはダメなのだ。むしろ、普段はその反対に振る舞う方がいい。

そしていざというときバリっと決める。それくらいの方が、自分の価値を落とさず、程よい具合に、上手くやっていけるだろう。

出典

『モンスター』(幻冬舎、2012年)