この世の中で「自分の居場所」を見つける方法

自分探しの旅の途中

「なんか違うなぁ」といつも心のなかで思っているあなた。

実はあなたには才能がある。ただ、周りの空気を読んで、いい人を演じて、その違和感を押さえつけて、ないことにしてきただけなのだ。

ところが、本当の才能や独創性といったものは、そういった属することができない違和感のなかにこそある。

山田玲司

この世の中で最終的に「自分の居場所」を見つけることができる人は、最後まで自分のことを信じられる人である。

たとえあなたが、周りと折り合いをつけることができなくて、集団になじめずに惨めな青春時代を送っていたとしても、それは長い目で見れば問題ない。

あなたが自分自身を信じることができれば、最終的にあなたは自分の居場所を見つけることができる。

そのために大切なのは、あなたが心で感じる正直な感覚を大切にすることである。つまり、「ここは自分のいるべき場所ではない」と感じたとき、それは正しいのだ。

もちろん、わざわざ周りの人に嫌われる必要はないし、積極的に人に嫌われるようなことはすべきではない。

しかし、今自分を押し殺して、無理やり周囲に合わせている。無理して合わせる努力をしていても、毎日が全然楽しくない。

いつも息苦しさと、「自分がいる場所はここではない」という何かを感じたときは、あなたは自分をごまかし続ける必要はない。

あなたが本当にあなた自身自になれる場所は、あなただけが知っている。

だから、いろんな意味で自分に正直になることだ。そして、孤立することや人から嫌われることを恐れないことだ。

あなたが自分の居場所を見つけることができたとき、あなたはもっと自由に、そして幸せになれる。そして、そこにはあなたを理解する素晴らしい人たちが集まってくる。

だからあなたは、「人とは違う自分」を大切にしていい。そこにあなたがあなたでいる根源的な意味があるのだから。

出典

『非属の才能』