すべての人に好かれる必要はない。逆に言えば好かれる人に好かれさえすればいい

いえーい

大事なことは伝えよう。あなたは、お客を選ぶこと。あなたは、誰に営業するのかを選ぶこと。お客を選ぶことで、あなたが選ばれる。

佐藤元相

人は人生で、様々な人と出会う。

そのなかには、こちらに好意的な人もいるし、逆に、理由も分からないがなぜか好戦的な態度を崩さない人もいる。

この現況を冷静に受け止めると、人生で出会う人すべてと、良い関係を築くことは現実的に不可能であることは明らかだ。

この意味で、みんなと仲良くすることは現実的に無理だし、みんなと仲良くする必要もない。それは絶対に不可能なことだからだ。

それをしようと努力すれば、人から理不尽に嫌われて足を引っ張られることにうんざりして、人間不信になるのが関の山である。

世の中では、自分が特に好かれようと努力しなくても、自分のことを好意的にとらえてくれる人がいる。

逆に、自分が好かれようとしても、うまくやろうとしても理不尽なまでにこちらを毛嫌いして攻撃してくる人がいる。

それは「相性」という言葉で一通り説明することはできるが、それだけの話で実際の状況を変えることはできない。

つまり、こちらを理不尽に嫌う人に対して仲良くする努力しても、こちらをディスるのをやめさせることはできない。人間性を変えることもできない。

だからこそ無理な人とは付き合わない。嫌いな人とは付き合わない。付き合えない人とは付き合わない。それでいいのだ。

もちろん、人生敵は少ないにこしたことはない。

しかし、我々は誰と関わり、誰と関わらないか。選択の権利を持っている。「この人は無理」と思ったら距離を置いてもいいし、実害があるならその場から立ち去ってもいい。

つまりは出会った人、関わった人みんなと仲良くする必要はない。人間関係は自分で選んでいい、という話である。

出典

『ランチェスター経営 ホームページ成功戦略』