自分磨きをするときのこんな考え方。
特別なことをしなくても、自分を高める方法はある。
大切なのは何かを経験することそれ自体である。
学ぶことが全てではない
人生を良くするために自己啓発の試みは必須事項だが、資格を取得したり、労働時間を増やして収入を伸ばすことだけが、自己啓発の全てではない。
自分を高め、人生の質を高めるためには、いろいろなことを「経験」することも、一つの自己啓発の手段になる。
知識は勉強すれば身につけることができるが、実体験は経験することでしか身ににつかない、とても貴重なものだ。
例えば恋愛。映画のラブストーリーを見ることと、実際自分が大恋愛を経験することは全然違う。
愛という概念と、愛という経験は別物といって良い。自分が体験しなければ、それは決して理解できないものだ。
じっさいにやってみる意味
自分を高めるために、知識を習得し、勉強することは大切だ。同時に、いろいろな体験を積むことで、知識が生きた智恵になっていく。
人間関係での失敗。未知の土地を旅行すること。新しいスポーツを始めること。仕事でイヤな思いをすること。体験が全て愉快で楽しいものとは限らないかもしれない。
なかには、人からイヤな思いをさせられたり、顔真っ赤になるような深いな出来事もあるかもしれない。
しかし、不愉快になること、イヤな思いをするという経験が、自分の視野を広げ、思慮深さと慎重さを与えてくれるのも確かだ。
この意味で、日々の1つ1つの経験が意味があるものなのだ。
未知という新しい場所
人は、何も意識しないと、つい「自分が居心地のよい場所」にとどまろうとする習性がある。その場所は心地よく、ラクで、安心できるところだ。
そこにいる間は、イヤなこともなく、不快を感じることもない。その変わり、そこにとどまる限り、成長することができない。
未知の体験に挑戦するとき、不安や不快感など、ネガティブな思いをすることが避けられない。新しい体験をするがゆえに、失敗、不安、期待通りにならない失望も感じる。
しかし、その経験が未知から既知になるたびに、人は成長し、新しい何かを得ている。つまり、新しい体験をすること、未知の経験をすることが、自分の成長につながっていくのだ。
まとめ
自分を高めるために今すぐできること。それは日常の世界からいつも一歩外へ踏み出し、何か新しい体験を積むことだ。
「あえて」ストレスを感じるようなことを挑戦し、新しい体験を経験し、自分の視野を広げていく。
考えるだけでなく、勉強するだけでなく、実際に自分が経験して見ること。新しい体験を積み重ねていくこと。これが、自分の中の財産となっていく。
その財産は、誰からも奪われることのない、あなただけのものだ。その財産が、あなたの能力を広げ、人生を深めていくことができるのである。