人生は山あり谷あり。
世の中には、もしかしたら、生まれてから何もかも思い通りになり、不幸も苦しみも経験することがない「幸運」な人が存在するのかもしれない。
しかし、実際にそんな人が存在したとしてもそれはあくまで例外。結局多くの人の人生においては山あり谷あり。
良いことがあって苦しいことがあるからこその人生である。
本当に自分自身が試されるとき
人生が右肩上がりのときは、先のことを深く考えなくても、ただ目の前の流れに乗っているだけで、それなりに楽しい日々を送ることができる。
しかし本当に真価が問われるのは逆境のときである。
仕事の失敗。人間関係のトラブル。人生には突如、やることなすこと失敗続きの上手くいかない時期がやってくる。
その期間は本当につらい。気持ちも沈み、「もう自分はダメかもしれない・・・」と未来に希望が持てなくなってしまう。
このときこそ人生の堪え時。耐えるときである。そして信じることである。これからきっとよくなる、と。
「自分を信じる」本当の意味
人生が上手くいかなくなってしまったときに本当に大切なのは、あなた自身の未来を、あなたが本気で信じられるかどうかである。
先が見えない。今何もかも上手くいっていない。そういうときこそあなた自身を信じるとき。
今すぐ状況は良くならないかもしれない。まだまだ苦しい時期が続くかもしれない。それでも、未来はきっと良くなる。あなたの人生はマシになる。
そのことを信じられるかどうか。それこそが本当に大切なあなた自身への「信頼」である。
どんな最悪な状況もいつか終わる。耐えるべきときを耐えていれば、「今よりマシ」になっていくあなたを実感できる。
そして、耐えるべきときを乗り越えれば、やがては復活のときがやって来る。人生逆転はそのときである。
なぜそれを経験するのか
人生でなぜうまくいかないときがやって来るのか?なぜ苦しいだけのときがあるのか?
その理由は多分、苦しみによって、学ぶべきことを学ぶ必要があるからだと思う。
失敗の苦しみを味わうこと。挫折してどん底に落ちること。そしてそこから復活すること。これは苦しみを克服した人だけが味わえる人生の貴重な学びである。
確かにそれは本当に辛く厳しい道である。できれば避けたい。人生、何もかも思い通りにいって、めでたしめでたしであってほしい。
しかしこの世は幸せに満ちたディズ○ーランドのような場所ではない。だから今、あなたが学ぶべきことを学ぼう。
そうすればもしかしたら、「だから自分はこんなにも苦労したのか!」という理由がいつか、分かるかもしれない。
最後に
人生は山あり谷あり。
だからこそ人生は長い目で考えよう。そして「最後には人生は上手くいく!」と信じよう。
途中でどんなことがあったとしても、それらは全て過程。あなたの人生が素晴らしいものになるための経験だ。
それを実感するためには、どんなときもあなたがあなた自身を信頼する必要がある。
「今の自分はダメかもしれない。このまま何もかも上手くいかなくなってしまうかもしれない」
そんなときこそ、本当にあなた自身を信じるとき。
あなたが未来を信じることができなくなりそうになったときは、ほんのかすかな光を探せばいい。最後にはきっとよくなる。だから強く言いたい。
「自分を信じよう」と。