「ツイてない」ときを乗り越える秘訣

暗い女

誰でもツイてないときがあるのさ。

ダニー(映画『交渉人』の主人公)

人生では周期的に、「何をやっても上手くいかないとき」がやって来る。

それは努力して最善を尽くしていても、ダラダラ怠けていても、状況関係なくやってくる。それはある意味天災のようなもの。決して人知ではどうしようもならないものである。

そんなとき、「運を変えるぞ!」と思って力んでしまうと災いのもと。ますますどツボにハマって、悪いことが雪崩のようにやってくる。

だからこういうときの対処法は一つだけ。頑張らないこと。そしてじっとしていることだ。

運は巡る。そして災いは過ぎ去る。だから自分の努力で運勢を変えようとしてはいけない。それは無理な話だし、運が悪くてツイてないときは、それに抗ってはいけないのだ。

ツイテないときは死人のようにじっと息を潜め、ときを待つ。流れが変わるのを待ち、ただただ、時間が過ぎていくのを見守るのだ。

こうすることで、ツイてない時期のダメージを、最小限に抑えることができる。ダメなときはダメだ。そんな割り切りが大切だ。

そうしていればそのうちまた、状況が変わっていく。そうなったときに動けばいい。「ツイてない」のあとは「ツイてる」がやって来る。

動くときは動く。動かないときは動かない。そうやって、運の気まぐれと付き合っていくのだ。

出典

『交渉人』(1998年)