人間関係にキレイゴトは必要ない話

ニコニコするフレネミー

仲間といっても皆損得だ。連中の忠誠心はそれが根本だ。

オレがパパが学んだことの1つは、相手の立場でものを考えろ、ってこと。そうすれば、なんでもできる。

マイケル・コルレオーネ

性善説的に人は信用したい。しかし信用し過ぎてもいけない。

世の中、人間関係は基本的に損得である。仕事の人間関係はその最たるものだ。お金、出世、安定、利害で皆、つながっている。

それはある意味とても分かりやすい構図で、得るものがあるから一緒にいる。ただそれだけだ。

利害関係が崩れると、人間関係が壊れるのも一瞬だ。

どんなに忠誠心が厚い部下でも、上司が与えるものが何一つ無くなれば、やがて下克上を企み、「謀反」を起こすだろう。

だから人間関係は、友情とか信頼とか、忠誠心だとか公平だとか、キレイゴトで考えないほうが上手くいく。

そして、相手の立場に立って物事を考える。そうすれば、人の気持ちを大きく読み間違えることはない。

この人は何を欲しているのか?何を与えれば喜ぶのか?相手の立場に立って考え、望む者を与える。そうすればその関係が崩れない限り、人間関係は上手くいく。

大切なのは人間関係に幻想を抱かないことだ。人と人をつなぐもの。その後ろにあるものをしっかりと見つめてみる。

そうすれば、人間関係で手酷い失敗するのを避けることができるだろう。

出典

『ゴッドファーザー PARTⅡ』(1974年)