恋愛で無駄金を使わないために知っておきたい鉄則

女のいいなりの男

男は自分が彼女に使った金の分だけ相手に執着する。

遠藤周作(作家)

恋に落ち、誰かを好きになってしまった。

何としてもその人と付き合いたい。そんなときに頭に入れておきたい鉄則がある。それは、恋愛では必ず損切り地点を設定しておく、ということだ。

つまりは、ここまで頑張ってダメだったら諦めよう、これくらいお金を使って口説けなかったら諦めようという、撤退地点を予め決めておくのだ。

もとより恋愛は確率論である。

どんなイケメンですら、どんな金持ちですら、百発百中は難しい。どんなに熱意を持っても、誠実な想いを寄せても、拒絶される可能性は十分ある。

そこで無理なら無理とさっさと諦める潔さが必要になってくる。

ところが、そこで意固地になってしまい、想いを受け入れてくれない相手に執着すると、ますますドツボにハマってしまう。

たくさんお金を使ってしまったら、なおさら後に引けない。「あともう少し頑張れば・・・」という、空虚な希望を信じて、ますます泥沼にハマっていく。

そして、ますますお金と時間を無駄にして、諦めきれなくなっていく。最後に待っているのは、とんでもない虚しさと、「オレはなぜこんな無駄なことをしたんだ・・・」という後悔だけだ。

このように、男はお金を使った相手に執着してしまう傾向がある。だからこそ、頑張る前に、どれくらい頑張ってダメだったら諦めるか、その損切り地点は設定しておくのが安心だ。

逆に言えば、男にお金を使わせることをためらわない女は、相当な経験者であり、確信犯である。意図的に男にお金を使わせて、自分に執着させようとしている確信犯である。

そんな女にハマってしまうと、何もかも搾り取られてしまい人生が狂う可能性があるので注意が必要だ。速やかな撤退をオススメする。

いずれにせよ恋愛は縁である。縁がある人とは思いのほかスムーズに行くことが多い。だからダメな相手はさっさと諦めるのが一番だ。

くれぐれも、可能性のない相手に執着して、限りあるお金と時間を無駄にしないよう、注意したい。

出典

『愛情セミナー』(集英社文庫、2013年)