人生で辛いことがあったときは「1ヶ月」だけ我慢する。

喜びを表現する女性

人生は山あり谷あり。

人生がうまくいき時期があり、そして何をしてもうまくいかない時期があるのは、冬の次に春が来て、そして夏が来て秋が来るという自然の摂理そのものである。

人生で悪い時期がやって来ることを完全になくすことはできない。しかし悪い時期に不幸や不運を可能な限り軽減することはできる。この意味で、心構えというのはとても大切である。

もしあなたが今、人生で何か辛いことがあって苦しい気持ちで日々を送っているならぜひ、このことを覚えておいて欲しい。辛い時期はやがて終わる。そして「辛い気持ちを感じるピークは1ヶ月程度で終わる」ということを。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

はじめに

この記事を公開したタイミングで、私の人生は秋の季節を迎えている。

それはいわば人生の「収穫のとき」であり、冬から春、そして夏までに生きてきた成果結果を受け止める時期である。

そこで今までの起こってきたことを振り返る時間を作っているのだが、一つ興味深いことに気づいた。

それは、「人生では辛いことや不幸なことが起こって精神的にきつい状態に陥っても、その苦しみが辛いほど続いたのはせいぜい1ヶ月程度だった」ということである。

辛い時期は必ず過ぎ去る

良くも悪くも、私たちは状況に慣れる。

辛い気持ちを感じたとき、その辛さが永遠に続くかのように錯覚してしまってとかく悲観的になりがちだが、実際のところ「辛さのピーク」を乗り越えることができれば時が私たちの味方となる。

だから人生で辛い出来事が起こったとき、私たちがすべきなのはその辛さと戦うことではない。その状況はやがて終わることを知り、辛い時期をやり過ごすことである。

大切なのは「トータル」で考えること!

更にもう一つ朗報がある。

人生では必ず、悪い時期がやって来る。悪いことが起こり、嬉しいことより悲しい気持ちになることの方が多い。そんな時期がやって来る。

それ自体は避けようがない人生のサイクルだが、人生を一定の周期で捉えると、面白いことに気づく。それは、トータルでは人生が上手くいかない悪い時期よりも普通の状態から人生が上向く時期の方が長いということである。

12年の人生サイクルのうち、人生がうまくいかない期間は短くて1年〜2年、長くて3〜4年程度で終わる。そして、残りの8年は概ね平穏の時期と状況が上向く良い時期となる。

このことはぜひ、頭の片隅に入れておく価値がある。

本当の辛い期間は「1ヶ月」

うまくいかないときはうまくいかない。悪いことばかり起こる。そんなときは辛い。

だが人生を長い目で見れば、我慢もできないくらい苦しい時期は短く、人生がうまくいかない時期に自分自身が適切な対応をすることによって、その期間を短縮することができる。

人生の周期においては不幸な時期より普通+マシな時期の方が長く本当に辛い実質的な時間は案外短い。

特に精神的にきつい期間は「1ヶ月程度」なので、この時期だけを乗り越えることが大切である。あなたが今精神的にきびしい状況にあるならぜひ、このことを頭の片隅に入れておいてほしい。

最後に

辛いことがあったとき、その苦しみや不幸は延々と続き、「もう私はダメかもしれない・・・」と落ち込んでしまうものである。

そんなとき、「落ち込んでいてはだめだ!」など自分の気持ちを無理やり明るくしようとすることはできるが、それはかえって状況を悪くするだろう。

ダメなときはダメなのである。なぜならそのときダメになる必要があるからである。

でも大丈夫。トータルで見れば、辛い気持ちを味わう期間のピークは実質1ヶ月程度である。そして、自ら傷を広げるようなことをしない限り、やがて状況は静かに変わっていく。

ここではともかく、人生の辛い時期は必ず過ぎ去るということを、忘れないで欲しい。