良い意味でも悪い意味でも、自分は自分にしかなれない。
結局は人はそれぞれの人生で、自分という限られた環境のなかで、最大限のベストを尽くすほかない。
だからこそ大切なのはどんなときも自分らしさを見失わないこと。自分は自分、人は人で、自分にとっての最善を目指していく。
「自分らしくない」ことをする無意味
人生でつまづいたとき、よくやってしまう過ちが、自分を見失い、自分以外の誰かになろうとしてしまうことである。
自分を消して他人色に染まる。それで一時的にうまくいくことはあるが、つねに「どこかおかしい」という違和感を拭い去れない。
だから自分を捨てて別の誰かになったとしても。決して幸福にはなれないし、心から「これでよかった」と納得できない。
自分にとって本当に大切なこと
自分は自分にとって、一番良い在り方を知っている。大切なのは、素直にそのこころの声に、耳を傾けることである。
自分らしく在るために正しいことは、ワクワクや喜び。安心感といった感覚が教えてくれる。
一方、自分らしくない在り方はつねに違和感や、疑問に疑念、モヤモヤがつきまとう。
だからときに、今の自分はこれでいいのか?自分で自分が進んでいく道を見つめ直したい。
自分は自分、人は人
人生は他の誰かと比べるものではない。
生きる目的。この人生で成すべきこと。人には人の人生があり、それは自分の人生とは違うものである。
それなのに、
「あの人はこうだから自分は」
とわざわざ比べることそれ自体が、意味がないどころか人生に不幸を招く。
だから人生がうまくいかなくなり、どうにもこうにもならないときはこう自分に問いかけたい。
「今、自分は自分を見失っていないだろうか?」
最後に
もし今の自分が自分らしくないのなら。それは不幸感や閉塞感といった形で、人生が教えてくれる。
「今の自分は自分らしくない」
それに気づいたら、今一度問い直す。
「一体自分は何者なのか。本来の自分は、どんな自分なのか?」
ここに、人生がうまくいくカギが隠されている。