自分は自分、人は人。この当たり前を徹底することで

2人の女性

人生で今すぐ確実に不幸になれる方法の1つが、自分と他人を比べることである。

自分はあの人と比べて学歴がない。お金がない。異性にモテない。人生でいいことが何もない。

こんなふうに、自分よりも恵まれているように思える誰かを自分を比較してみる。すると即座に、驚くほど不幸で、惨めな気持ちを味わうことができる。

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はじめに

自分と他人を比べて不幸な気持ちを感じてしまう。

その不幸な気持ちは、「その考え方は間違っています。今すぐ考え方を変えてください」というサインである。

決して、誰かを妬んだりするためではない。

そもそも自分と他人を比べるのは間違っている。考え方そのものが間違っているから嫌な気持ちになる。不幸な気持ちになる。こういう仕組みである。

自分と人を比較するという過ち

では自分と他人を比べるかわりにどうすればいいのか?

自分は自分。それを徹底することである。他人がどうだろうとそれは関係ない。

自分は自分。自分の人生と他人の人生は全然別物であること。そもそも比較する必要がないこと。それを思い出すことである。

なぜなら、自分には自分にしか歩めない人生がある。そこには自分だけの課題がある。それは決して、他の誰かに介入されるものではない。

人の人生は表面しか見ることができない

自分より幸せな人生を送っているように見える人たちでさえ、その実情は本人しかわからない。

人生何もかもうまくいっているように見えてその実、本当になにもかもがうまくいっている人は少ない。

誰にも言えない悩みや不満を抱えて、それを人に知られないように努力している。

そして悲しいことだが、恵まれていることそれ自体が実は、人生にとって大きなマイナスになっていることさえあるのである。

まず自分自身に関心を持つ

だからこそ、今自分が不幸でも幸せでも。周囲の誰かと、自分の人生を比べる必要は1ミリもない。

自分は自分。考えるべきことは、自分がこれからどうしたいのか。何をしたいのか。どんな人生を生きていきたいのか。

ただ「自分」発で、人生を考えていけばいい。そのさい、自分にそぐわないものは切り捨てても構わない。

人のやり方を参考にすることはできるが、それが自分にとってうまくいくとは限らない。

「自分にとってそれは違う」と思えばそれでいい。この記事も、あなたが「それは違う」と思えばそれでいい。

大切なのは、自分がどうなのか。優先すべきはまずそこだ。

最後に

自分の人生は人の人生と絶対に比較できないし、そもそも比較する意味がない。

人それぞれ、人生のテーマが違うのにどうして、比較する意味があるのだろうか?

だからこそどんなときも自分は自分、人は人。

自分と誰かを比較して嫌な気持ちになっている自分に気づいたら。自分は自分、人は人。改めて、そのことを思い出そう。

自分には自分の人生がある。人には人の、人生がある。参考にすることはできるが、比較する必要は、最初からないのである。