困難の多さは不幸の証明ではない。なぜなら幸せは

不幸なんか吹きとばせ

困難の多い人生が、不幸な人生とは限らない。幸せのカタチは無限にある。

レイチェル・ドレッツィン

私達は、何もかもが思い通りになる人生。

欲しいものが手に入り、好きな人から愛されて、何の困難のない人生こそ、幸せな人生であると考える。

一方で、障害や問題、挫折が続く人生を、不幸な生きづらい人生と考える。

確かに人生、辛いことは少ない方がいいかもしれない。辛いことより嬉しいことが多い方が、人生は楽かもしれない。

それについては完全に同感。できれば辛いより、楽な方がいいのが正直な本音である。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

どん底の不幸のときさえ人生は絶対に

ただ実際のところ、人生では望もうが望むまいが、辛いことはやって来るし、思い通りにならないことが多すぎる。

人生に期待してばかりいては、失望させられるばかりである。

ところが不思議なことに、人生に失望して、なにかもあきらめてしまったとたん、そこから逆に活路が開ける。

そして、「あのとき、あんな辛いことがあったからこそ、今の自分の人生はこんなにも幸せになった」という、驚きの展開が待っている。

この意味で、障害や問題、挫折が続く人生を、不幸な生きづらい人生とは限らない。

むしろ「生きづらい」出来事があるからこそ、人生は逆に、輝くのではないか。生きる価値が生まれるのではないか。

幸せは不幸の顔をしてやって来る

人生、何もかもうまくいき、良いことばかり起こるのが幸せな人生とは限らない。

むしろ、不幸なことが起こるからこそ。幸せであることを強く実感できる。不幸なことが起こるからこそ、本当の自分の人生を見つけることができる。

つまり、誰もが生きづらい困難に直面しても、そこに意味を見つけていける。そこにこそ、人生を生きる意味がある。

今まさに、人生困難に直面し、不幸が目の前に押し寄せているときは、この考え方が綺麗事のように思えるかもしれない。

辛いものは辛いし、苦しいときは苦しい。それは仕方がない。

だからほんの頭の片隅でいい。困難の多い人生が、不幸な人生とは限らない。ただ、そのことを思い出してほしい。

出典

NHK、朝7時のニュースの特集(2018年11月26日)より