人生という一度限りの物語において、最初から最後まで頼りになる存在は自分である。この意味で自分という存在とどのように付き合っていくか?
それは最高の人生を生きるための超重要なポイントなのだが、世の中には様々な理由で自分に自信を持てずに悩んでいる人も多い。
そこでこのページではついつい自分と人とを比べてしまう、「あの人の比べて私は・・・」と自己嫌悪してしまう習慣を持つあなたがその状況を変えるためにできることをご紹介する。
具体的に何をすればいいか?難しい理屈抜きに、シンプルで分かりやすい形でその方法をあなたにお伝えする。今からでもいい。この習慣を始めることによって少しづつ、あなたの意識が変わっていくだろう。
はじめに
まずあなたが何より知っておきたいことは、あなたがまずあなた自身を人と比べる必要性、正確には意味は1ミリもない、という事実である。
なぜか。あなたはこの世で一人しかいない存在だからである。つまりあなたがそこに存在しているその事実それ自体が、あなたには何らかの役割があることを意味している。
だから、そもそもあなたと他人を比べる意味そのものがないのである。にも関わらずあなたがそれをしてしまうのは、あなたが自分と人を比べる習慣を持っている。
いや、正確には、それをするように「植え付けられた」からである。まずはそのことに気づくことをおすすめしたい。
やるべきことはこの2つだけ
では具体的にどうするか?
習慣とはずばり日々の繰り返しによって身についていくものである。そこで大切なのは、
1.まずあなた自身が「自分と誰か」を比べている瞬間に気づく
2.気づいたらすぐに「自分は自分、人は人」と自分に言い聞かせる
この習慣を作っていくことが大切である。
もちろん、自分と他人を比べないための詳細で専門的な方法はいろいろある。が、大切なのは、今すぐ習慣を変えていくことである。
この意味でやることはシンプルな方がいい。今すぐできる、かんたんなことから始めることが大切である。
何があなたの気持ちをみじめにするのか?
ちなみに、あなたが無意識のうち自分と誰かを比較しているとき、あなたは「イヤな感じ」であったり「自分がOKでない感じ」としてそれを知覚する。
なので強くおすすめしたいのは、あなたがふとイヤな感じがしたときや、なぜか突如落ち込んだりしたとき、自覚的にあなたが何を考えてその気持ちを引き起こされたのか?
意識的に確認してみてほしい。そうすれば、
1.思考(思い込み)
2.感情
というステップで、その影響を自覚することができる。これはとても大切なことである。
自分にOKを出す最初のステップ
何事も思考ありき。あなたが考えていることによってあなたは何かを感じる。
あなたが「自分はダメだ」と感じてしまうのは、その前にそれを引き起こす「考え」がある。それに気づかない限り、あなたは常に、無力感に引きずられてしまうだろう。
だからこそまずは気づくこと。それに気づいた瞬間あなたは自覚できる。「自分はダメである」という感覚は誰かによって「そうさせられていた」という原因に。
ここからはもう大丈夫。あなたは自分のための自分軸を持ち始めることができる。何か思考が浮かんだら。自分と人を比べそうになったとき。
つねに「自分はどうか?」と自問するクセを身につける。それによって、徐々にではあるが着実に、「自分」という軸を持つことができる。
そして気がつけば、いちいち自分と誰かを比べることもなくなっているだろう。
最後に
人にはそれぞれ、役割がある。成功者だろうと失敗者だろうと、幸せな人だろうと不幸な人だろうと、そんなことは関係ない。
つまりあなたが今どのような状況であれ。あなたは「自分はダメなんだ・・・」と自分をディスる必要は1ミリもない。あなたはあなたでいいのである。
しかしあなたはついついそれをしてしまうと言う。ただそこから抜け出して、「自分に自信を持ちたい!」という意思も伝わってきた。
それなら今すぐできることがある。この記事ではその方法について極力シンプルで、to doが分かりやすい形でお伝えした。
もちろん、それを始めたところで「今すぐ」あなたが自信を実感できることはないだろう。しかし確実に何かが変わり始める。
だからまずは気づくことである。あなた自身が「自分と誰か」を比べている瞬間に。