自分にしか果たせない役割を果たす。それを人は運命と呼ぶ。

人生を丸ごと受け止める男

この世には定めがあるんだ。みんなそれぞれ、役割があるのさ。

自然を見てごらん。鳥は種を運び、フンを出し、種から芽が出る。鳥にもフンにも、種にも、役目があるんだ。

森の老婆

人にはそれぞれ役割がある。

この世に「自分」として生まれてきたということは、この世で「自分」にしかできない、何らかの役割があるということだ。

それはたとえどんなに小さなように見えることでも、そこに必ず意味がある。

周りの人、普段接する人、取り組む仕事。自分が関わっていく世界、それはすなわち自分の役割であり運命である。

そこには必ず、他の誰でもない、自分にしかできない何かがあるはずだ。

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自分にしか果たせない役割

自分にしかできない何かがある。

それに気がつくことができれば、自分の人生にどんな意味があるのか、どんな理由があって自分がそこにいるのかが見えてくる。

そして、自分にしかできないことをしていくこと、自分にしか果たせない役割を果たすことが、まさに運命であったことに気がつく。

それはもしかしたら自分が期待していたようなカタチではないかもしれない。良いことばかりではないかもしれない。

しかし、決して無意味ではない。自分がそうすべきだったという、必然性がある。それこそがまさに、人生を生きるということに他ならない。

自分が自分である意味を知る

「自分の人生を生きる」ということを難しく感じる必要はない。

それは言わば、自分ができること。人から求められていることを、誠実に履行していく生き方である。

この意味で、自分が「○○したい!」と思うことは、それはそれでしても構わないのだが、もっと大切なのは、人から期待されることをやる、ということである。

なぜなら人から期待され、求められること。それはもしかしたら、自分の運命と直結している可能性があるからである。

それこそがまさに役割であり、自分が自分としている意味でもある。

最後に

自分には役割がある。大なり小なり、果たすべき役割がある。

それはまさしく、自分という人間がこの世の中に生まれ落ちた理由を説明してくれる何かである。そう考えれば確かに運命はある。

大切なのはいかに運命に対して、自分の果たすべき役割を履行するかどうかの問題である。

もちろん我々には自由意志がある。運命がどうであれ、自分の意思を主張することはできる。

ただし、なぜ自分が今ここにいるのか?その意味が分からずとも、自分の役割を果たすことによって全ては理解できる。

自分の人生とはこのために在ったのだ、という意味を。

出典

『コールドマウンテン』(2004年)

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