いい人がいれば結婚すればいい。そう心から思えたときに

幸せそうな2人

人生には何度か、「早く結婚したい!」と焦りに焦ってしまうときがある。

そういうとき、縁あって誰かと出会い、付き合うことになると、当然「結婚」が視野に入ってくる。

そこで、相手に対して心から「この人とはずっと、一緒に暮らしていけそう」という気持ちを感じることができれば、何も迷う必要はない。

しかし。

「正直この人のことは心から好きではない。でも、今結婚しないとこれから結婚するチャンスが来ないかもしれない・・・」

そんなふうに考えて、自分の気持ちにウソをつくと、まさに不幸な結婚生活の始まり。

相手を不幸にするだけでなく、自分自身も不幸になる。つまり、誰も得をしない結果しか待っていない。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

結婚はする人がする

私たちは誰かと出会い、家庭を持ち、子どもを育てていく。

それが当たり前のように教えられているが、これからの時代は、その当たり前が当たり前ではなくなっていく。

生涯未婚率はどんどん高くなっていき、これからの時代は、一生結婚しない人が3人に1人まで達すると言われている。

それだけでなく、結婚している人でさえ、離婚率は上昇。今や3組に1組の夫婦が別れを決めている。

このような時代、結婚は「しなければいけないもの」ではない。「する機会があればするもの」に変わりつつある。

だからこそ、「早く結婚しなければいけない」と焦ることは、自分の幸せにとってとても損なことである。

焦ったときの決断はたいてい良くない。待っているのはたいてい、取り返せない後悔である。

「結婚ありき」の考え方は不幸の原因に

そもそも考えたいのが、何のために結婚をするか、ということである。

結婚ありきで誰かと出会い、自分の気持ちをごまかして付き合っていくことはできる。しかし、それでいいのか。

結婚とは現実なので、これからの人生ずっと、その人と基本的には生きていくことになる。

それによって得られる何かがあるのは確かだが、結婚生活はプラスだけではない。得られるプラスがあれば、それ相応のマイナスが付随する。

問題は、そのマイナスがやって来たとき、「これでいいんだ」と心から納得できること、いや、もっと正確にいうと、我慢できるかどうか、ということである。

もし、自分が心からコミットした相手と結婚したならば、どんなマイナスがやって来ても、それを受け入れることができる。そして、結婚生活を継続することができる。

しかし結婚のための結婚をしたならば、そのとき必ず、後悔する。そして、自分が思った以上、幸せになっていないことに気づき、

愕然とする。だから、心の空虚さ。虚しさが日々、つきまとう。

結婚するなら幸せになる

そう、結婚はするかしないかで考える問題ではない。結婚とは、いい人が現れたときにするものである。

この人と一緒にいたい。人生いろいろあるけれど、一緒に人生のあらゆることを共有して、一緒に年を取っていきたい。

そう思える相手とするのが今の時代、最も自然で幸せな結婚である。

あなたの周りに既婚者がいれば、ぜひ、どんなカップルが幸せな人相になっていくのか。どんなカップルが年々不幸になっていくのか。

それをしっかりと確認することをおすすめしたい。

良い結婚をした人は、年々人相が良くなっていく。それはお金とかそういう問題ではなく、信頼できる人、一緒に人生を過ごすべき人と一緒に生きている。

その満足感が顔に表れているからである。

逆に悪い結婚をした人は?具体的に云々しないが、つまるところ結婚は、「この人と一緒に暮らしていきたい」と心から思えたときにすればいい。

そういう話である。