幸福の秘訣は自分の幸せを数え上げる能力を育てること

スポンサーリンク

幸せを数える

最も習得がむずかしい算数は、自分の幸福を数え上げることである。

エリック・ホッファー(哲学者)

アレも足りない、コレも欲しい。

われわれは、とかく今持っているものよりも、足りないものに目がいきがちだ。

お金にしろ何にしろ、どこまでも満足することはできなくて、今ある幸せの価値をないがしろにし、さらに「もっと」を求めてしまう。

そんな状況では、どんな巨万の富をもってしても、幸福はただの砂上の楼閣になってしまう。

今あるものの大切を実感できない限り、「もっと」を求めることは、不幸への片道特急券を買うようなものだ

美味しいものを食べられても、それが当たり前のように思えるのなら、満足感は消え、不満やアラが目立つ。

洋服にしても家にしても、人間関係にしても同じだ。当たり前を当然の権利のように思うようになった途端、もう満足はできない。

今、何を持っているのか。それがどんなに幸福なことかを確かめられる人は、たとえ貧乏で傍目からは「不幸」だったとしても、本人は間違いなく幸せを感じているに違いない。

だからこそ、幸せに近づく秘訣は、「もっと」を求めるより、今「持っているもの」を確認できる能力を育てることだ。

出典

『魂の錬金術』(作品者、2003年)