【去る者は追わず】人間関係は「出会い」と「別れ」の繰り返しである。

カップル

去る者は追わず、来るものは拒まず。

孟子

人間関係で疲れないために大切なこと。それを一言で言うとズバリ「距離感」。

人間関係で悩まない人は、人との距離感が絶妙である。近づいてくる人は受け入れ、去っていく人にはムダに執着しない。

自分を心から尊重して自分らしく振る舞う。そうなれば、近づいてくる人がいる一方、離れていく人も出る。それは自然なことだし、仕方がないことである。

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他人を変えることはできない

結局、自分が変えられるのは自分のことだけ。

人がどう振る舞うか。その意志を変えることはできない。つまるところ、あなたを嫌い、あなたのもとから去っていく人を無理に引き留めることはできない。

それにもともと愛別離苦。人生において別れは不可避である。この世で出会う人のほとんどは、やがて別れる運命にある。

もちろん、人生一生を通じた人間関係もあるにはある。しかしそれは例外と考えた方がいい。

出会って別れ、分かれては出会って、そうやって人生はできていく。だから「去る者は追わず、来るものは拒まず」という距離感が大切なのだ。

その関係が終わった空気を読む

今関係がある人は関係があるだけの理由がある。その理由がなくなったとき、その関係は自然と終了する。

問題なのは、その終わった関係にしがみつき、自分自身の前進をやめてしまうことである。それはとても損である。古い関係にしがみつくによって、新しい出会いがやって来ることを拒んでいるからである。

人間関係を大切にすることは大切である。与えられたご縁を大切にすることは当然である。しかし、何事も潮時がある。去る者が現れたとき、その時が来たのだ。

そこで執着する必要はない。新しい出会いを逃すだけである。

最後に

去る者は追わず、来る者は拒まず。人生は出会いと別れによって物語が織りなされていく。

関係を継続する人は関係が続くし、関係が継続しない人とは継続しないようになっている。それはご縁である。

だからこそ近づきすぎず遠すぎず。必要な関係を必要な間に継続し、互いが必要な学びを得るために。何より人間関係で疲れないために。

「去る者は追わず、来るものは拒まず」という距離感を意識したいものである。

出典

『尽心・下』