人はいつか、なりたい自分になれる。ただしそのためには

近づく

ユダヤ人はお金を儲けるのが上手だという。

若い頃、私はユダヤ人は40歳くらいまで自分に投資しつづけるというのを聞いた。回収するのはそのあとだ。30歳、40歳までは投資する。

それを聞いたときに「これだ」と思った。そうだそうだ、30歳までは本代について金に糸目はつけない。そうしようと思った。全部注ぎ込んでやる、と。

齋藤孝

自分に投資をするということは、自分の未来を信じることだと思う。

成功している自分、理想の人生を生きている自分。そんな自分になることを信じて、自分にお金を使って、自分を磨く。

自分磨きは今すぐ結果にならない。

もしかしたら、成果を回収するためには、長い時間がかかるかもしれない。しかしそれは、いつか必ず返ってくる。

本を読む、旅に出る、資格を取る、服にこだわる。今、自分のためにお金を使い、自分を磨いていくことで、未来の思い描いた自分に、少しづつ近づくことができる。

なりたい自分にいつかなる

そのために必要なことは、未来の自分を信じて、今の自分に投資を続けることだ。学び続け、自分を磨き続ける。様々なことを経験させる。

それによって自分が変わっていく。投資した分だけ、それに相応しい未来が待っている。

出典

『<貧乏>のススメ』