今できることとできないことを見誤るな!
ダンバン
偉大な仕事を成し遂げたいときはどうすればいいか。
今できることを、淡々とこなしていくこと。これが偉大さへ至る唯一の道だ。これは小説を書くことをイメージすると分かりやすいかもしれない。
小説は、何百ページにも渡る文章の束だ。毎日コツコツ文字を紡いでいく。それをひたすら繰り返す。こうすることで、1つの作品が出来上がる。
文字通り、「ローマは一日にして成らず」なのだ。
雨垂れは石を穿つ
実力不相応なことをしようとしても、結局は続かない。
今できることを続けることでしか、道は開かれない。奇跡はどこか遠くからもたらされるものではなく、日常の何気ない行動から生まれるものである。
どんな条件であれ、今できることはあるはず。それを続けていく。すると、ある時点で何かが変わる。それが何かとはハッキリ定義することはできない。
しかし、確実に何かが変わるのだ。しばらくすると、人生の景色が変化し、以前とは違う、新しいものを発見することができる。
そのとき初めて、できることが更に増えていることに気がつくのだ。
王道は「自分ができること」を愚直に続けること
だからどんなことも最初の一歩は小さくていい。それを最後まで続けることができるならば、自分でも驚くほど素晴らしい結果が待っている。
何かを成すために、人より優れた才能があればそれはそれで素晴らしい。しかし、才能がなかったとしても構わない。
ただ愚直に、自分ができることを続けて、結果が出るまでぜったいにあきらめない。それさえできれば、自分の人生における最高を実現できる。人生で奇跡を起こすことができる。
だから「ローマは1日にしてならず」。焦らず急がず、自分ができることを、愚直に続けていこう。
最後に
大切なことはいつも今。今できることを続けていくことで、人生あらゆる面で、道が開けるようになっている。
しかし今目の前のことから逃げ続けている限り、どんな奇跡が起こっても、その先にめでたしめでたしは待っていない。
今から逃げず、自分のやるべきことに真摯に向き合う。そのかわり、今できないことはやる必要はない。できることだけベストを尽くせば、今はそれでいいのである。
出典
『ゼノブレイド』