もしかりに「宿命」というものがあったとしても

考え事をする美女

瞬よ、オレは思うんだ。

宿命というやつは確かにあるかもしれん。だがどんな宿命であろうが、自分の力で変えることができる。

人間というものは、そんなに弱いものじゃないはずだ、とな。

鳳凰星座の一輝

どんな星のもとに生まれるか。どんな親のもとに生まれるか。

人には抗えないサダメがある。決して変えられないものがある。人はそれを宿命と呼ぶ。

人がそれぞれ、決して変えられない宿命を背負っていく運命であるとすれば、この世に生まれ、決められた運命をただ歩むしかないのだろうか?

否、決してそんなはずはない。

なぜなら人には意志がある。自らの生き方を決定する自由がある。

だから生まれがどうであろうと、どんな宿命を背負っていようと、そこから最善の生き方を選択することができる。そのための努力をすることができる。

それがすなわち、運命を変える、ということである。

宿命は決して変えることができない。それはあなたが生まれた瞬間から刻印される証のようなものだ。そこからは決して逃げることはできない。

しかし、あなたがこれからどう生きていくのか、運命は変えることができる。

この意味で、人はただ、宿命に左右されるだけの弱い存在ではない。自らの運命を切り開く力を持っている。

だから宿命がどうであれ、あなたはあなたの進む道を進めばいい。自らを信じて、前へ進んでいけばいい。

宿命なんかく○くらえ。人は自分が生きたいように、生きる権利があるのだから。

出典

『聖闘士星矢』(アニメ版41話より)