なぜ運勢は自分で切り開くことができないのか?

運を追い求めて

あのな、運勢を、「自分が切り開く」と思っている人がいるんだよ。だけど、運勢ってのは、人が切り開いてくれるものなんだ。

斎藤一人

運を引き寄せ、自分の人生を自分で切り開く。

この独立独歩の気概を持つことは、人としてまっとうに、誇り高く生きていく上で、決して欠かせない心構えである。

しかし残念なことに、自分の力。努力。意思だけで、運を引き寄せることはできない。なぜなら、運は人によって運ばれてくるからである。

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成功する人が何をしても成功する理由

早い話、人から応援されない人。嫌われる人は、たとえ才能や能力があったとしても、開運することができない。

世の中とは人の集まりであり、シンプルに言えば、人から好かれる人は人に応援され、助けられ、グングン開運していく。

だから、いつも笑顔で感じがいい人は、あれよあれよと、運をつかんで人生がうまくいくようになっている。

店を開いて独立しようが、会社で営業マンとして働こうが。どんな仕事をしようが、人は感じがいい人のところに近づきたい。

だから笑顔で感じがいい人。人に好かれて応援される人は、どんな仕事をしていても、成功するようになっている。つまり、世の中で成功する人は何をしても成功するのである。

失敗する人は何をしても失敗する

一方。いつもぶすっとして感じが悪い人。一緒にいると嫌な感じがする人。そんな人に近づいたり、積極的に応援したい人はいない。いるとすれば、金目当ての詐欺師くらいである。

だから、独立して店を開こうが、営業マンとして働こうが、何をしてもうまくいかないようになっている。

なぜなら仕事を成功させてくれるのは自分ではなくお客さんである。お客さんは「誰」から買うか、選ぶ権利を持っている。誰が、ぶすっとして感じが悪い人のもとで、お金を払いたいと思うだろうか?

この意味で、人生で開運し、成功する。そこで何より大切なのは、技術論以前の前に、心構えが大切なのだ。

能力や才能よりも大切なこと

仕事ができる。才能がある。残念ながら世の中は仕事ができるからといって成功することは保証されていない。

才能があるからといって、その才能が世の中から認められるとは限らない。むしろ、能力が不十分だったとしても、なぜか世の中で認められ、大成功する人だっている。

この事実を考えれば、開運するためには一体何をどうすればいいのか。そのヒントが見えてくる。

この意味で、今日からできる開運法はまず笑顔。自分で自分の機嫌を取れる感じがいい人になること。つまりは、ぶすっとした感じが悪い人にならない。

たったそれだけで、開運できるチャンスが、劇的にアップするのだ。

出典

『斎藤一人 商人道』