人生何かがうまくいきだすと、何か問題が起こるのはお約束。物事が上手くいき出すと。突如として登場するのが、足を引っ張ってくる人である。
そこでこの記事では、そもそもなぜ足を引っ張る登場するのか?その本当の意味と、足を引っ張られた場合の心構えについてお伝えしたい。
あなたは「人生に意欲的で、向上心を持ち、そして努力を重ねている人である」と推測する。だからこそ、この考え方をお伝えしたい。
結論はこちら
結論から言うと、あなたの足を引っ張ろうとした人が登場したということは、あなたの人生が順調であり、「あなたがいる環境において頭一つ抜け出しつつある状態」にあることを意味する。
あなたの場合、あなたが「相手のことを全く気にかけていないにも関わらず、相手が敵意を持ち、足を引っ張ろうとしてくるようになった」という。
それはまさしく、あなたが相手に対して脅威を持たれている証拠である。つまり、あなたがあなたを敵視する人々から、「一目置かれる存在」になったのである。この点はまさに、朗報と言えるだろう。
あなたにとって本当に怖い存在
他人の足を引っ張ろうとする行為の本質は「他人下げの自分上げ」である。
すなわちそれは、自分は何ら成長するための努力をするかわりに、頑張っている人を貶めることで、自分と同じ場所に引きずり降ろそうとする行為である。
まともな向上心を持つ人は、そもそも他人の足を引っ張ろうとするかわりに「あいつ、今に見てろよ!お前なんてすぐに追い越してやるからな」と自らの発奮の材料とする。あなたの敵として本当に怖いのは、この手のタイプである。
嫉妬心というのは、それを自己の成長材料として使う場合、とても大きな力となる。嫉妬心を自分の成長へつなげていく人ほど、「競合相手」として怖い存在はない。
「実害」が発生しない限りは
一方、自分を高める努力をせずに人の足を引っ張る人の場合は話が別である。
現状を変えるための行動を起こすことはエネルギーがいる。向上心も必要だ。身を切るような努力によって現状を変えようとすることは、実はとても大変なことである。
ところが、自分を高めるための行動を起こさず、「他人下げ」の行為を行う相手はあなたの人生の進路を致命的に妨害するような、大きなことはできない。
そのため、あなたのケースの場合、「足を引っ張る人というのは実は、あまり脅威となる存在ではない」と考えていいだろう。「反応しない」ことを意識してあなたは自分がすべきことを淡々と、積み重ねていけばいい。
ところで足を引っ張った人はどうなるか?
足を引っ張る人は、そもそも、自分に自信がない。自分に自信がないからこそ、自分を抜いていく人は脅威であり、怖いのである。だから、自分を高めようとするのではなく排除しようとする。
先にも述べたとおり、「あいつには負けられない!」というような、良い意味での嫉妬心を燃やすことができたなら、そこから起こる未来の結末は全く違うものになる。
だから、その覚悟を決めた人は怖い。うかうかしていると、こちらが追い越される。これこそが本当の脅威である。
本来、嫉妬心とは他人を引き下ろすためではなく自分を奮起させるための感情であり、それこそが嫉妬心が示す「情報」である。問題はその使い方である。
自分を高めず人の足を引っ張り引きずり下ろそうとする。そんな思考がもたらす未来はどうなるか?晴れた青空のように明快である。
最後に
あなたが真面目に向上心を持ち、努力し、前進しても、それを快く思わない人は必ず登場する。
ただ忘れてはいけないのは、あなたが足を引っ張られているということは主役があなたであり、優位な立場にいることを示している。
あなたがより自分のことに集中し、やるべきことを続けていれば、そういう人たちの行動はほぼ気にならなくなるだろう。なぜなら、あらゆる意味での距離が途方もなく広がるからである。
逆に、あなたが足を引っ張る人たちの言動に心が乱されている場合。あなたは自分がすべきことに集中できていないのかもしれない。
言うまでもないことだが、人の足を引っ張り続ける人は然るべき段階で必ず、自分で自分のしてきたことに対して責任を取ることになるだろう。「自分もまだまだ」と更に奮起し、あなたがすべきことに集中しよう。
あなたが行き着く場所へと進めば進むほど、あなたの心は穏やかになるだろう。