人生には攻め時と守り時がある。
すなわち、人生がうまくいっているはガンガン攻め、人生がうまくいっていないときは守勢にまわって安全第一に立ち振る舞う。
そんなメリハリが大切である。
この意味で特に重要なのは、人生がうまくいっていないときのサインを敏感にキャッチすることである。
そうすれば無理に自分を追い込んで、さらに人生が詰む危険を回避することができる。
人生がうまくいっていないときに気づくサイン
そこでこのページでは、人生がうまくいっていないときに起こる典型的な特徴を紹介する。
これらのことが日常生活で起こっているときはすなわち、人生の守り時。「なにくそ!」と逆転を狙うことは控えて、安全第一。
守勢で流れが変わるのを待つのが得策である。幸い、人生悪いことが続いても、いつか流れは必ず変わる。
だからこそ、耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶことが大切である。
この意味で、こちらの5つのサインに気づくことは、人生逆転の機会をうかがうための、重要な知識となるだろう。
1・やることなすことうまくいかなくなる
2・周囲から自分の悪評が聞こえてくる
3・自分はダメだと自分の能力に疑問を抱く
4・他人と自分を比較して劣等感を刺激される
5・未来に明るい材料を見つけることができない
以下、詳しく説明する。
やることなすことうまくいかなくなる
今までうまくいっていたことがうまくできなくなってしまった。結果が出ていたことが急にうまくいかなくなった。
凡ミスが続き、結果が悪化していくなど、失敗が続くときは人生に逆風が吹き出した典型的なサインである。
これが人生がどんどんうまくいかなくなる悪循環にハマる第一歩である。
周囲から自分の悪評が聞こえてくる
そして次に気づくのは人間関係の変化だ。仲が良かった人や「信頼できる」と思っていた人がなぜか周りから離れ、距離を取っているように感じる。
しまいには、今まで聞いたことがなかった批判や陰口が耳に入るようになり、精神的に疑心暗鬼になりやすい。
やることなすことうまくいかなくなり、人間関係でも気になる出来事が起こりだす。
すると自分のことを信頼できなくなる。自己評価が少しづつ崩れだし、弱気になってくる。だから仕事でもなんでも、人生調子が良いときに比べて、明らかに結果に精彩を欠くようになる。
他人と自分を比較して劣等感を刺激される
このとき特に厄介なのは、人と自分を無意識に比べ出すことである。
具体的には、周囲でやたらと人生がうまくいっていそうな人のことが、なぜか無性に気になりだす。
それまでは特に意識をする人でもなかったのに、「あの人と比べて自分は・・・」というような、ネガティブな思考に心が支配されていく。
未来に明るい材料を見つけることができない
その結果、「今の自分の人生は最悪にダメだ。もうこれからどうにもできないかもしれない・・・」と未来に不安を感じ始める。
これは別におかしいことでも何でもなく、いわば人生がうまくいかなくなったときのテンプレである。
なのでここで不安に感じていることが未来で実現すると心配する必要はない。
むしろ逆に、これは人生がいわば次の段階へ進んでいくための変化のサインである。焦らず心を沈める努力をして、流れが変わることをじっと待つのが吉である。
何かをしたくなったらこちら
とはいえ、人生が日に日に状況が悪くなっていくなか、「何もしない」ことがかえって不安になるかもしれない。
そこでおすすめしたいのは、人生がうまくいかなくなったときを自分の人生を振り返るための必要な期間と考え、
1・今までうまくいってきたこと
2・今までうまくいかなかったこと
3・これからの人生を考えること
という、振り返りの時間にすることができる。
人生がうまくいかないときは自我が縮小している時期。ダメだったこと、うまくいかなかったこと。謙虚に振り返り、反省することができる。
だから、自分の人生を見つめ直すには、最適に時期である。
逆風の中だから気づけること
そのさい特におすすめしたいのは、普段とは違う環境に身を置いて、人生を振り返ることである。そこがリラックスできて落ち着ける場所ならなおのことベターである。
人生がうまくいかなくなったときに振り返りの作業と今後のことをじっくり考えておくことで、流れが変わったとき。
再度スムーズに、人生を立て直していくための行動を起こすことができる。
別にこれはしてもしなくてもいいが、何もしないことがかえって苦痛であるなら、人生がうまくいかなかくなったときこそ人生を振り返るとき。
このときしか、気づけない貴重な気づきが見つかるかもしれない。
まとめ
人生がうまくいっていないときは明確なサインが見つかる。
それに気づいたら絶対に逆転しようと無理しないこと。守勢に周り、現状維持を心がけることが大切である。
なぜなら人生、時を待てばいつか流れが変わる。人生がうまくいっているときに攻め、うまくいっていないときに守り、耐えるのが自然の作法である。
つまりは無理なときは無理しない。「今はダメだ」と思ったら、素直にそれを認めていい。時間が経てば、またいいときはやって来る。それだけは確かなのだから。