人生にシナリオがあるかどうかは分からない。ただしこう考えることで

人生を思う

日常、いろんな問題があります。その問題は、例外なく、あなた自身の心の反映です。

現在の問題を、時間軸のなかで、眺めてください。

そして現在の課題をクリアしたとき、いったいどんな将来につながっていくのかを想像してみてください。

「楽しくないなぁと思える仕事でも、自分の将来の夢につながってくるじゃないか!」ということが分かりませんか?

どんな苦労も、必ず通り過ぎます。ただ漫然と過ごしていた一日一日がとても大切な意味を持ってきます。

あなた自身の人生のシナリオが見えてくるのです。シナリオが見えれば、そのとおりにうまくやり遂げることもできます。

あなたはその役をうまく演じ切ることができます。

神田昌典

人生には見えないシナリオがある。

それは自分自身が決めたシナリオで、あらかた筋書きが決まっている。人生はその筋書きに従って進んでいく。

こう考えると、人生の不可思議な出来事について、とても納得がいく。

なぜ運命を信じるのか

人生山あり谷ありで、本当にいろんなことがある。

その時々、起こった出来事を振り返ってみる。すると、人生のどんな出来事も、決して無意味でないことに気がつく。

それが良いことであれ悪いことであれ、起こった出来事によって、人生がある方向へと導かれ、そして、今いる場所へと辿りつく。それによって今の自分がある。

それはまるで、ドラマや映画のシナリオのよう。そう考えると私達は、人生という舞台の中、自分という役を演じているに過ぎないのかもしれない。

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人生に良い悪いはない

自分という役を演じることによって、経験すべき体験をする。

それによって必要な何かを学ぶ。それこそが人生なのかもしれない。そこに人生の必然性があるのかもしれない。

であるなら、良い人生とか悪い人生とか、そんなことはどうでもいい。大切なのはいかに生きたか、いかに人生を経験したか。

最終的に問題になるのは、まさにその一点である。

ウソか本当かよりも大切な話

自分の人生を生きる。

自分の筋書き通りの人生を生きることによって、この人生で必要なことを経験し、必要なことを学ぶことができる。

人生シナリオ説が正しいかどうかは分からない。

ただ一つ言えるのは、そう考えることで、人生で起こる全ての出来事に意味を見出すことができる、ということだ。

自分でその筋書きを用意した。だから人生で実際にそれが起こった。もしそうだとしたら、そこで学べることは何だろう?気づけることは何だろう?

つまりは、そういう話なのだ。

出典

『なぜ春はこない?』(実業之日本社、2003年)

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