人生は浮かんで沈んで揺れ動く。揺れすぎない人生を送るには

カラフルな背景

浮けばいつか沈む。伸ばせばいつか縮む。生えればいつか禿げる・・・。すべては二律背反。

斎藤司

人生にはシンプルなルールがある。

それは、浮かんだ者はやがて沈み、沈んだ者はやがて浮かぶ、というルールだ。

人生では、誰もが常に勝者になることはできない。戦いに勝ち、そして敗れる。浮かんでは沈み、沈んでは浮かぶ。それが人生というものだ。

安定を求めれば、この揺れ幅が比較的小さい人生を送ることはできるかもしれない。しかしそれは一歩間違えれば、何の変化もない退屈極まりない人生となる。

逆に成功から失敗、振り子が大きく揺れるような偏った人生は、常に気苦労が絶えない、不安定な人生になる変わり、退屈しないエキサイティングな人生となる。

どちらがいいかとは一概には言えないが、山あり谷ありも適度な方がいい。右から左、極端すぎる人生はやっぱり疲れる。

適度は振り幅はあっていいが、極端すぎるのは勘弁願いたい。ということで、過ぎたるは及ばざるが如し。

日常の心がけとしては、何ごともほどほどを意識しておくと、そこそこ刺激的、そこそこ安定したバランスの良い人生を送ることができるだろう。

出典

『ハゲましの言葉』