体の強さは心の強さ。心を強くしたいなら体を鍛えるのがおすすめ

広い空の下でフィットネス

健全な精神は健全な肉体に宿る。

私たちは、心のことばかりに意識を向けて、肝心な体については、やや軽視をする傾向がある。

ところが。

やる気。熱意。折れない心。そういったメンタル的なものは実は、肉体的なものに影響を受けやすい。つまり、体が衰えればそれは心の衰えにつながっていく。

やる気が出ない。何もかもめんどくさい。だるい。辛い。体の衰えが、精神的な「症状」となって現れてくる。

原因は「心」というよりはむしろ、「体」である可能性がある。

心と体はつながっている

たとえば、もしあなたが全く運動をせず、食事にも気を遣わず、毎日を惰性に過ごしていれば、体重が増えるなどの実害だけでなく、様々な心の問題を実感することになる。

何をするにもめんどくさいしやる気が出ない。しまいにはうつ病のような症状が出てきて、気分が冴えない。うつうつとする。物事を暗く考えてしまう。

そういった心の不調が症状として現れてくる。

ところが。体を鍛えて体力を衰えないようにすることによって、体が元気になり、疲れにくくなる。すると、不思議とやる気が出て、1日が驚くほど活動的になる。

些細なことが気にならなくなり、心に余裕ができる。自分にとって本当に大切なことに集中できるようになる。

体を鍛え、健康的な体力を取り戻すに連れて、目に見えて精神状態が変わっていく。これは誰がやっても同じである。

この意味でまさに、「健全な精神は健全な肉体に宿る」は正しい。

人生を充実させ、豊かな生きようとするならば、まず第一に資本となるのが健康であるのは、疑いようがない事実である。

自分を変えたいならまず体を鍛える

人生を変えて、よりよい自分になる。そんな抽象的な言葉よりも大切なのは、目に見える変化を実感できることである。

つまり、何らかの行動を起こす。その結果、誰がどう見ても目の前の現実が変わる。だから頑張ることができる。行動することができる。これが大切である。

この意味で、目に見える結果を出すためにまず大切なのは、体を鍛えて体力をつけることである。

人生、努力しても報われないことは多いが、自分の体は、努力すればするほど、素直に答えてくれる。

そして、体が引き締まり、体力がついてくると、自然と前向きな考え方になり、自分の内側から、エネルギーが溢れていることに気がつく。

顔つきも体つきも変わり、周囲からは「最近変わったね」と言われるようになる。こうして、次第に次々と、いろんな変化が怒り出す。

体力がつくと精神的に落ち込むことがなくなるので、発するオーラが変わってくる。すると、新しい人々。新しいチャンスを引き寄せる。

こうして人生が変わっていく。

人生で最も現実的な自己啓発法

人生を変えるために、より良いを自分を目指すために、心を整えることは大切である。精神論も全くムダというわけではない。

しかし、すべての土台は自分の体である。健康である。体力である。

それを疎かにしていては、土台のないところに、家を建てるようなもの。不毛な努力に終わる可能性が高い。

それより大切なのは、体力をつけることである。そうすれば自然とメンタルも強くなり、精神的な不調によって、人生の足並みを乱されることが少なくなる。

他人の言動も気になりにくくなり、自分のことに集中できる。考え方も以前より明るく、前向きになるので、新しいことにも挑戦したくなる。

体を鍛えれば、そんな目に見える変化が実感できる。

この意味で、最も現実的かつ、誰もが変化を実感しやすい自己啓発法は、まず体を鍛えて体力をつけることである。

そう、健全な精神は健全な肉体に宿る。自己啓発書を読み漁り、心に刺激を与えるのもいいが、まず体力。根本を、疎かにしないことである。