夢を見るには金がいるんだ。
牛河原編集長
「世の中は所詮はお金だ」と言う人がいる。
その言葉にはひどく反感を覚えるが、一方でその言葉には否定できない現実がある。
まともな暮らしをするには家賃もいるし光熱費、食費もいる。良い仕事を得るためには教育費という名のお金がいるし、恋愛をするにもデート代がかかる。
世の中、お金がなくても生きてはいける。しかし、人生で良い夢、良い経験をするには、どうしてもお金が必要になってくる。
この意味で、「世の中は所詮お金だ」という意見は一面的には正しい。金・金・金の生き様は醜い。しかし人生お金がなければ、お金に屈しなければいけないのもまた事実なのだ。
だからお金という存在、お金という力を決して否定してはいけないのだと思う。清貧の暮らしが人間的に豊かな暮らしであると、自己逃避してはいけないのだと思う。
では一体どうするか?そう考えたときがお金から自由になる第一歩だ。
お金について学べることはたくさんある。良い人生を送るため、良い夢を見るため、お金と上手に付き合っていこう。
出典
『夢を売る男』