ヒント

重要なのは人生で起こることそれ自体ではない。それよりもっと重要なのは自分自身の

人生は最終的に、何が起ころうとも最終的に大丈夫である。どん底を迎えようが、一時的にすべてを失おうが、それらの出来事はあくまで人生という劇における一コマにすぎない。すべての状況は変わりゆく。だからこそどん底はどん底として存分に味わえばいい。逆...
世の中

「自分の居場所」は「自分の生き方」を探す中で見つかる。

いかに管理された社会、出来上がった社会であっても、みずから出かけていって自分の居場所を見つけてほしい。そこには必ず、自分に適した穴ぼこがある。そういうニッチを発見し、あるいは創りだしていくことが、世の中を多様にし、面白くすることになるはずで...
ヒント

「依存心」を克服した先で見つけることができるもの

自分自身の力、可能性を狭める大きな原因の一つ。それこそが依存心である。ここで言う依存心とは、自分自身で考え行動することを放棄し、そのかわりに誰かや何かの力によって現状を変えたいと願う心の習慣を指す。誰かに何かを任せ、依存している状態は楽であ...
信念

「宿命」なるものがあったとしてもそれはそれ。未来は現在より「意思」によって

哀れなものじゃ。浮くも沈むも宿命次第。誰も彼も流れにのまれる、小石と変わらぬ。大蓉院私たちがこの世に生まれたときから決まっている人生の道。それを「宿命」と呼ぶ。確かに人生には、そうなるべくしてなったように思える、「宿命」のような出来事が起こ...
逆境

逆境によって明らかになるもの。それはニセモノとホンモノ

人は逆境に立つ度毎に自分の周囲を"ふるい"にかけるがよい。自分にとってニセモノとホンモノとが、このときくらい明瞭にわけられるチャンスはないからだ。あるいは"ふるい"にかけることによって、ほとんどの友を失う破目となるかもしれない。しかし、これ...
人生

早く咲けば早く散る。遅く咲けば遅く散る

熟した果実は早く落ちる。ブッダ物事には旬がある。旬が過ぎればそれは落ちていくだけである。だからこそ「長い目で見る、考える」という習慣を持つことはとても大切である。人生は結局のところ、短期レースではなく長期レースだからである。人生において「最...
処世

「自分が発した言葉」が自分に返ってくる仕組み

人が生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割くのである。ブッダ「口は災いのもと」とはほんとうに、よく言ったものである。自分が発した何気ない言葉が、人や形、状況を変えて、やがて自分に戻って...
人生

なぜ言葉が大切なのか?言葉はやがて人生それ自体を表現するから

江戸時代に国学が盛んになって、みずからの主張をもつようになったのも、仮名文字に負うところがある。屈伸に自由でなく、連結に緊密を欠く漢文字では、思想の表現はおのずからそれに制せられる。鈴木大拙「言語によって性格が変わる」という話がある。個人的...
人間

目の前の人に興味を持つ。接点を見つける。会話をする。それによってその出会いは

僕たちが日々すれ違う人たちの中には、いろんな人がいるんだということです。それぞれ二度と会うことがない人かもしれないけれど、すれ違う瞬間までそれぞれにはそれぞれの人生があって今日まで生きてきたんです。僕たちの人生に奇跡を起こす種はそこら中にあ...
逆境

確かに私たちは落とし穴に落ちることもある。だがそれが絶望という穴ぐらであるとは限らない

運命の落とし穴はどこに口を開けて待ち構えているかわかりませんが、しかしそれは絶望という穴ぐらであるとは限りません。希望の世界への出口が開いている場合もあるのです。ミザリィのっけから個人的な話で恐縮だが、私は「人生は生きてさえいればなんとかな...