運命という枷から逃れる。そのときこそ

歩む道を決める

われわれは自由を目指して脱出しなければならない。その自由を与えてくれるものは、運命の無視をおいて他ならない。

セネカ

誰が言ったかは知らないが、人生についての名言がある。

「何かを成し遂げるには人生はあまりにも短すぎる。何もしないで過ごすには人生はあまりにも長すぎる」

夢や目標を持ち、それを実現しようと努力する。しかし、20代だったのが気がつけば30代となり、そしてついには40代となる。

時間はどんどん消費されていき、結局思うような人生を生きられない。

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人はモータルな存在である

この理由はなぜか。

私達の人生は有限であり、生きている時間には限りがある。そして、その限られた時間でさえ、様々な制約のもと、できる事とできない事がある。

生まれや能力、運、環境etc・・・。

人はこれらを運命といい、ある人は諦観して受け入れる。しかし、限られた人生で何かを成すには、これらの運命を克服し、自由になる必要がある。

自分に何ができて何ができないのか。

可能性を見極めるのは、ある意味辛いことである。しかし、私たちは「自分には無理」「できない」と思えたことに挑戦する権利がある。

それはまさに運命への挑戦であり、真の意味での、自由への旅路である。そして、実際不可能は可能になり得る。

それは「自分が○歳だから」とか、そういう話ではないのである。

自分の人生には限りがある。もうこれ以上時間をムダにすることができない。

それに気づいて初めて人は、自分の内側に隠された、真の力に気づくことができる。そして真剣に人生を生きる人に、運命は祝福を授ける。

避けられない運命だと思っていた未来が新しく創られ、別の世界が広がっていく。この意味で大切なのは、人生をムダにしない覚悟を持つことである。

人生がうまくいかない言い訳は、考えなくともたくさん浮かぶ。しかし、「限られた人生を絶対にムダにしたくない!」という思いがあれば、言い訳など関係ない。

人はそのとき、自分ができる限りの全力を尽くし、人生を生きていく。だから限られた時間は貴重な時間となり、運命を克服し、新しい未来を創ることができる。

必要なのは覚悟である。人生は短い。何もしなければすぐに終わってしまう。それならあなたは人生で、何を成すだろう?

出典

『生の短さについて』(岩波書店、2010年)

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