努力して芽が出るか出ないか。そこにこそ運がある!

運

大成功する人間は、あなたよりも才能があるわけではなく、特別な運に恵まれている場合が多い。

あきらかに才能があるのに、40歳まで開花しない作家もいれば、10代で芥川賞をもらう女の子もいる。それは運なのだ。

里中李生

世の中ではびこっているウソ。その代表例の一つが、「努力すれば成功できる。理想の人生を生きることができる!」というウソである。

確かに人生で成功している人のほとんどは、意識するしないに関わらず、努力をしている。この意味で、努力が成功の前提条件であるというのは、たしかに事実である。

が、それはあくまで前提条件であって、努力したから成功できるという話でもない。実際は努力+α。すなわち、努力が報われる運が必要である。

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努力して成功する人 努力しても失敗する人

世の中が残酷なのは、必死に努力を重ねているにも関わらず、なぜか成功できない人がいる一方で、少しの努力でスイスイと、世の中の旨味を味わっている人がいるという現実である。

両者の違いは一体何なのか?それが努力ではないことは明白である。では一体それは何か?ズバリ、運である。

運に恵まれるか恵まれないか。その差は、あまりに大きすぎる。だから、「努力すれば成功する!」などの単純論で、成功は語ることができないのである。

「俺はこうやって成功したから、お前もこうすべきである」という成功者の話のほとんどが役に立たない理由も、まさにここにある。

成功=努力+運

この意味で、人前でそれを公言する必要は全くないが、運を良くするためにできることについては、積極的に情報を追い求める価値がある。

もちろん、今自分ができることを一生懸命に努力するのは当たり前の大前提である。しかし、それだけでは不十分である。

だから、今の自分が少しでもツイてる状態。すなわち、努力が結果に結びつくようになるための、行動も起こすことが大切である。

一度人生ツイてる流れに乗ってしまえば、「今までの苦労が一体何だったのか?」と憤慨してしまうくらい、現実はガラリと変わっていく。

だからこそ、成功と努力を結びつけるような非現実的な話を信じるのではなく、成功=努力+運という、現実を、忘れないようにしたい。

最後に

成功できる人は運に恵まれている人である。それはすなわち、努力が結果になるという運である。

才能は関係ない。夢中で努力し、そしてその努力が運によって報われる。そうなってこそ現実の世界において、努力は適切に評価されるのである。

この意味で、運という影響力の存在を軽視するのは、自分の運命にツバを吐くようなものである。

結局、人の才能や努力など、運の前ではたかが知れている。運に恵まれるからこそ、すべてはうまくいくようになる。

身も蓋もない話だが、人生の早い段階で華々しい活躍をする人々をよく調べてみると、親の社会的地位や財力といった、本人の力以外の「背景」があることは珍しくない。

だからこそ、

「努力しないから成功できない」

「努力がすべて。成功は自分次第」

などと考えず、人生には努力以外の要素があることを、忘れないようにしたい。

追記

10年以上の検証を経てわかったのは、物事には運が介在し、それはこの現実世界において、運命が花開くスピードに影響を与えていると考えるに至った。すぐ芽が出る人。なかなか芽が出ない人。そこに運の存在は、確かにある。

ところが、である。

人生を長期的に見るならば、「サクサク成功を実現した人」が、必ずしもその後、順調な人生を送るとは限らない。逆に「中年を迎えても芽が出なかった人」が必ずしも不運とは限らないことがわかった。

私たちは、目の前の実績や結果といった、短期的な視点で「成功」「失敗」「幸運」「不運」を判断しがちだが人生は長い。問題は「トータル」でどうだったか、ということである。

長年不運の人生を送った結果、晩年に運が上昇し「めでたしめでたし」を迎える。そんな人生も、あるのである。

出典

『「いい人」は成功者になれない!』