苦しいときこそ、苦しみと真剣に向き合う意味。

悩み事

ささいなことが原因で死んでしまうのは、いつもいわゆる「健康な人」であって、苦しむことを学ばなかった人々である。

苦悩は人を強くし、苦悩は人を鍛える。

ヘルマン・ヘッセ

人生、失敗や苦しみはコツコツ経験したほうがいい。

失敗や苦しいことを避けていると、それらに耐性がつかない。特に、若いときの連勝続き、挫折童貞はむしろ危険だ。

失敗して苦しんだ経験がないまま40代を超えてしまうと、一度の失敗が人生の致命傷になってしまう。

だから、人生の若いうち、何度も失敗に打ちのめされ、「俺はもうダメだ・・・」と絶望するような経験をした方がいい

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この忍耐力が人生を変える!

失敗を繰り返していると、ちょっとやそっとのことでは動じなくなる。失敗を経験し、挫折を味わうことで、人生とは自分の思い通りに行かないことを学ぶ。

それによって、忍耐力がつき、物事に粘り強くなる。我慢強い人は人間的なキャパシティも広がるから、魅力的にもなる。

人生で挫折し、いろいろ経験したからこそ、それが生きた人生の「体験知」となる。

たしかに、苦しみや挫折体験は楽しいものではないけれど、挫折や失敗に負けず、粘り強く向き合っていれば、そこから得られるものがたくさんあるのは確かだ。

だから、人生が上手くいかないとき、苦しいときはこのことを思い出したい。

「今自分は鍛えられている、この苦しみで自分は強くなっているのだ」

と。

苦しみから学ぶ

人生苦しいときは、一刻も早く、そこから抜け出したいと思う。ともかくこの苦しさがなくなって欲しいと思う。

しかしその苦しみは決して無意味な苦しみではない。人として一皮むけて、よりよい人生を生きるために必要な儀式のようなものである。

人生がうまくいかない苦しみをその身に刻む。努力が報われない虚しさを心の底から味わう。そこをスタートにして、人生逆転の物語が始まる。

だからこそ人生は厳しくも優しい。

人生で経験するすべての苦悩が自分を強くする。苦しみを経験することが、のちのちの人生で、大きな見返りを与えてくれるのだ。

出典

『地獄は克服できる』(草思社、2001年)