人は皆才能がある。だけれどそれは

旅

私達はそれぞれに大切なギフトを授かって生まれてきた。だが、そのギフトは旅に出なければ発揮できないものなのだ。

キャロル・S・ピアソン(ユング派の心理学者)

人生は1つの旅。

故郷から出かけていき、見知らぬ町を旅していく。

旅先では、いろんなことがあるだろう。

危ない人に絡まれて、お金を失いそうになること。美味しい店を見つけて、今まで食べたことのない食べものに舌鼓を打つこと。美しい異性との出会い。

このような外的な経験は旅の醍醐味であることは間違いない。しかし、もっと大きい一番の発見は、旅に出ることで分かる自分の姿だ。

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旅先で見つかるもの

旅という経験によって顔を出す新しい自分。好きなことや嫌いなこと、考えることや感じること。

普段の自分からは想像できない、新しい自分を見つけることができる。この気づきこそが、旅の一番の醍醐味だ

もしかしたら、旅の経験によって、人は自分自身を知り、自分の可能性に気がつくのかもしれない。

日常から飛び出し、新しい経験をしてみること。そこには障害や苦しみもあるかもしれない。

しかし、それらの障害が、自分のなかで眠っているギフトを呼び起こすきっかけになる。こうして人は自分と出会い、新しい可能性を見出していく。

旅に出るベストタイミング

今の暮らしに飽き飽きする。新しい何かに出会いたい。見たことがない景色を自分のこの目で見てみたい。

そう心が教えてくれたら、旅に出るベストタイミング。今すぐ必要なものを用意して、旅に出てみよう。

そうすればその旅先。その旅路で、「だから自分は旅に出た」理由に遭遇する。そして新しいものを手に入れてもとの生活に帰っていく。

しかし実際は、旅に出る前。そして旅に出た後。もう前の自分とは、違うのだ。

出典

『英雄の旅』(講談社、2013年)