人生は思い通りにならない。そう思って生きていけば

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背負うもの

人間は、自分の自由意志で、あれこれ選択することができるのではなくて、自分がそこへ持って生まれた状況のすべてを、肩に背負って生きていかなくてはならない。

少なくとも、人生の中にはこういう部分がたくさんあります。

遠藤周作

人生は自分の思い通りにならない。

夢を持っていても、目標を持っていても、「こんなふうに生きたい!」と希望を持っていても、自分の力が及ばない不可抗力な要素によって、思ってもみなかった人生へと導かれてしまう。

生まれたときから背負っている条件によって、人生が狂ってしまう。そんなことが多々ある。

この意味で、人生は不自由で、何もかも自分の思い通りにはならないはいかないものなのは間違いない。

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人生のマイナスがプラスに変わるとき

私たちは人生でそれぞれ、いろんなものを背負っている。

それらを、望もうと望むまいと、自分の生きていく条件として、背負っていかなければいけない。それらは自由意志とは関係なく、強制的に付与されたものだ。

そればかりはどうしようもない。仕方ないことだ。

しかし逆に言うと、それらの条件があるからこそ、背負うものがあるからこそ、自分だけの人生が出来上がっていく。

この意味で、生まれつき付与されたマイナスは、得てしてプラスに変わる。

最初から与えられた条件を、マイナスの捉えるのではなく、そこからプラスを探してみる。すると、思わぬ宝が見つかる。

ここが人生の面白いところだ。

人はそれぞれの運命を背負っている

人生が思うようにならない。

それは努力をしても。誠実に生きても。真面目にコツコツ頑張っても。自分の思い通りの人生を歩める保証が一切ないことを意味する。

しかし、人生には人それぞれが背負うものがある。それによって出来上がった人生には、必ず意味がある。

それは思い通りの人生ではないかもしれないけれど、生きる価値のある人生だ。

いやむしろ、思い通りにならない。「期待はずれ」の人生だからこそ逆に、生きる価値がある。

そう考えることもできるのだ。

出典

『神と私』(朝日文庫、2010年)

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