人生で選択に迷ったらあえて「難しい方」を選ぶ。

扉は開く

狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い。命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見出す者が少ない。

マタイによる福音書

人生は選択の連続である。そして人生で失敗しないために何よりも正しいことは、間違いのない選択をする、ということである。

ではどうしたら正しい選択ができるのか?

それにはいろんな考え方があるが、ここでは一つ、その参考になる考え方をご紹介したい。それはつまり、選択はいつも難しい方を選ぶ、ということである。

話はこういうこと

例えばあなたが女性で、今あなたの目の前にはA君とB君、2人の恋人候補が登場している。

A君は有名な大企業勤めで将来も安定している。一方B君はというと、今収入はそれほどでもなく身分も不安定だが、仕事に夢を持ち、日々生き生きと働いている。

あなたにとって一番無難な選択はA君を選ぶことであるのは間違いない。おそらく、女性の90%がA君を選ぶはずである。

しかし「広き門」へ進めば、滅びの道が待っている。安定で無難に思われたA君の裏側には様々な秘密や、安定の代償が待ち受けている。

具体的な事例についてここでは云々しないが、つまるところ「安定を求めた選択によって人生は往々にして不幸になることが多い」という経験則を知っておいて損がない、という話である。

人と違う道を行け

人生で選択を求められたときは、あえて条件が悪そうな、難しい道を選ぶ。

そうすれば最終的には「狭い門」を選らんだことが、実はあなたの人生において大正解だったことが実感できる。

つまり人が進もうとしない道。自分がその道を進めば困難な道が予想されている道。そちらにあえて進んでいくのである。長い目で見ればその方が「結果として」意味がある道であったことを、実感することができる。

滅びに至る道は広く、命にいたる門は狭い。そのことを肝に銘じて人とは違う発想をすること。人とは違う選択を選ぶこと。これが人生で失敗しないためのコツである。

最後に

世の中人と同じことをしていれば人と同じ道をたどる。

人が選ぶ道があなたにとって最善の解答になるとは限らない。あえて人が行かない方を行く。選ばないものを選ぶ。つまり「狭い門から入る」ことによって、独占的に得られる恩恵があるのである。

それは「あなたにとって」の最善解であり、気づいた人だけが進むことができる、世の中の秘密である。ここでこっそり、そのことをお伝えしたい。

出典

『人生の役に立つ聖書の名言』(講談社、2017年)