「幸せな人」のシンプルな正体

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大空

人生の幸福にとっては、われわれの在り方、すなわち人柄こそ、文句なしの第一要件であり、最も本質的に重要なものである。

ショーペンハウアー

世の中には、全てを失っても、丸い顔をしてのんびりしている人がいる。

彼はいつも穏やかで、どんなときも慌てない。滅多なことでは怒らないし、慌てない。

トラブルや失敗、何があろうとも、ゆったりと人生を歩んでいる。そんな彼は、とても幸せそうだ。

彼は金持ちでもないし、美人の妻がいるわけでもない。たくさんの友達がいるわけでも、仕事で成功しているわけでもない。

彼は持たざる者だ。にも関わらず、彼は幸せそのものだ。語らずとも、それは雰囲気で分かる。

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なぜ成功して不幸になるのか?

一方、こんな人がいる。

たくさんの収入を稼ぎ、一流と呼ばれる会社に勤め、美しい妻がいる。友人も多く、容姿も端麗。見るからに成功している人そのものだ。

ところがその人は毎日イライラしている。いつも時計を気にして、家でじっくりしていられない。

周りからかっこ良くみられるために、食事を制限して、サプリメントにも気を使う。好きなモノも食べられず、いつも周りの目を気にしている。

周囲に友人はたくさんいるが、みな彼を慕っているわけではなく、彼に付属する富や名声を慕っているのだ。彼はそれを知っている。

だから彼はいつも孤独を感じている。

結局幸せになるために大切なこと

これらはあくまで一例に過ぎない。

ただ、何もかもが上手く行っていなくても幸せな人もいるし、不幸のどん底にいる人もいる。富と成功を手にして幸せな人もいるし、不幸な人もいる。

結局、問題はその人なのだ。

その人のモノの捉え方、考え方、感性が、幸せと不幸を決めるのだ。なぜなら、幸せはどこか遠くで見つかるものではなく、感じ取るものだから。

もしあなたが幸せなら、あなたはそういう人だ。しかしもしそうでないなら?幸せを感じられる自分を目指すことである。

まとめ

幸せとは結局その人それ自体。

「○○だから幸せ」とかそういう話ではなく、結局はその人の本人そのもののことである。

だから幸せな人は失敗しても幸せで、不幸な人は成功しても不幸である。ではどうすれば幸せな人になることができるのか?幸せな人になればいい。

それはチョイスの問題である。不幸に目を向けている限り、人生不幸が付きまとうが、幸せに目を向けだしたとたん、何かが少しづつ、変わっていく。

今の現実がどうだとか、そういう話ではない。これからどうなりたいのか。幸せか不幸か。どちらを選ぶのか。

結局は、そういう話である。

出典

『幸福について – 人生論 -』(新潮文庫、1958年)

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