幸せは確かにある。ただしそれは待っていても手に入らない

ぐいぐいくる美女

求めるものは得られる。若い者はこの点を考え違いして、棚からぼた餅の落ちるのを待っている。

ところが、ぼた餅は落ちてこない。

ほしいものはすべて山のようなものだ。先方で待っており、こちらではまちがいなく行きつくことができる。

しかし、よじ登らなければならない。

エミール=オーギュスト・シャルティエ

人生に奇跡が起こることを信じて待つ。幸せになれると信じて待つ。

「願いは叶う」と心から信じることは大切かもしれないが、現実問題、「棚からぼた餅」はそう起こらない。

もし、思うだけ、願うだけで、望むもの、幸せが手に入ったら、どれだけ人生は楽だろう。

ただ座っているだけで、待っているだけで、突然幸せになれたら、それはどんなに楽なことだろう。

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この世は行動の星である

しかし、待っているだけでは、奇跡はまず起こらない。現実はシンプルで、行動して、準備するものだけが成果を手にすることができる

欲しいものを手に入れる。そのために行動する。その当たり前のことをしたものが、欲しいものを手に入れる。

突然の大金を望むにしても、まずは宝くじを買うなど、まず行動が必要なのだ。

したいこと、欲しいものがあれば行動で示す。それがこの現実世界のお約束事。欲しいものが分かっている。

それなら今すぐできることを始める必要がある。その方が、奇跡を期待するよりもよほど現実的だ。

思考を現実にするために

ただ「○○が欲しい」と考えるだけでなく、実際に自分自身で動き出す。

そうすれば、欲しいものを手に入れるための具体的な方法が分かるようになる。あとはそれを実際に行動に移していくだけ。

そうすれば求めよさらば与えられん。求めるものは「動くことによって」得られることが実感できる。

願うことは大切だ。希望はいくらでも持つことができる。ただそれだけでは不十分だ。欲しいものを手に入れるため。思ったことを現実にするため。

そこには行動が必要である。行動によって思いは現実になる。それがこの世のルールである。

出典

『幸福論』(角川ソフィア文庫、2011年)