楽しいことが分からない、毎日が仕事中心で人生が楽しめないというときは、自分のなかの「楽しい」という感覚がマヒしているとき。
そんなとき、それをするだけで単純に楽しい趣味をすることで、自分の中の豊かな感覚が蘇ってくる。
では、どうやってそのような楽しい気持ちを思い出すことができるだろうか?そのカギとなるキーワードこそ、趣味である。
このページでは人生で趣味を持つことの大切さ。意味について語りたい。それはまさしく、生きる気力の源泉。
人生ときに苦しいこともあるけれど、楽しい趣味があるからこそ、生きていく喜びを実感できるのである。
10代の頃熱中していたこと
私は10代の頃、音楽に夢中になって、その将来を夢見るほど、真剣に音楽活動に取り組んでいた。が20代、いろんな事情で音楽をやめてしまった。
ところが、あることが契機となって30歳をこえて、また音楽をやるようになった。
仕事の合間に購入したギターをポロポロ弾いたり、仕事が終わった夜中、アップル社の音楽制作ソフトを使って、音楽制作を楽しんでいる。
趣味の活動を通じて気付くのは、自分が好きなこと、夢中になれることは、それがどんな形であれ、意味があるということである。そして、10代という若い頃夢中になっていたことは、自分の人生で本質的に重要なものだったりする。
なので、趣味に夢中になることによって、自分が一体何者なのか。どこへ向かっていくのか。人生の大いなるナゾを解くためのカギを手に入れることができる。
趣味が教えてくれること
例えば、音楽に夢中になって、少しでも「上手になりたい!」と楽器に夢中になっている人は、楽器を弾き、音を奏でるという行為によって、自分自身の内側にある何かを、表現したいという欲求があるのかもしれない。
その表現欲求を仕事と一致させることによって、人生の発展へとつながっていく可能性がある。
また、食べ歩きなど、日常に関連する趣味がある場合は、生活においてより快適で豊かな何かを求め、趣味を楽しんでいるのかもしれない。
こうして、自分がふと夢中になっていること。興味津々な趣味と向き合うことで、そこから人生に役立つ、様々な気づきを得ることができる。
趣味は人生を豊かにする
もちろん効果はそれだけではない。単純に趣味に夢中になって楽しんでいると、不思議なことに、仕事でもやる気が出てくる。
仕事で大変なことがあっても、それをしているだけで、幸せで満たされたような、豊かな気持ちになる。それは生きる気力と言ってもいい。
結局、人生苦しいだけでは生きてはいけない。好きなこと、楽しいことがあるからこそ、明日も頑張ろう、という気持ちになるのである。
最後に
趣味とはいわば、人生の気づきである。それは生きていくエネルギーでもあり、自分が何者なのかを知る手がかりでもある。
この点、現実ばかりを大切にして、好きなことを我慢してしまうと、本当の意味で自分の人生を生きることができなくなってしまう。
だからこそ、趣味が与えてくれる「楽しい!」という感情を大切にしたい。それは生きていく喜びを実感させてくれるのだから。