心理学

人間関係

人は誰でも自分を守ろうとする。そこで起こる心の働き

人は誰でも、「そこを突かれたら弱い」という部分がある。意識するしないに関わらず、人は誰もが自分の弱みを攻められることを恐れている。その恐れや不安が、人によっては過剰な反応として表現される。例えばあなたの職場にもいるであろう、やたらと他の人に...
人間関係

周囲の人は自分を映す鏡。それを「鏡の法則」と言う

「自分の周囲のいる人は自分の映す鏡である」この考え方はとても本質的である。私たちは自分という視点で世界を理解する。つまり目に見えるもの、感じられるものはすべて、ありのままそこにあるというよりは、自分というフィルターを経由してそこにある。ゆえ...
人間関係

【自他境界】なぜ「私は私」で「人は人」を意識することが大切なのか?

「自他境界」という言葉がある。自分と他者を区別して意識する「境界線」のことを指す心理学の用語だが、「私は私」で「人は人」を意識することは、健全な自我、そして健全な人生を生きる上でとても大切である。そこでこの記事では、「自他境界」という概念の...
処世

悩みは「消す」のではなく「共存」する。

「すべての悩みがなくなるような力を求めてはいけない」そう、何かにつけて弱い自分をいっぺん強くするような、そんな力はないのだ、それを求めてはいけない。自分の弱さを受け入れる、そのことに彼は思い至ったわけです。エピクロスの時代から、何千年も説か...
人間

「人のことを言えない人」が抱えているもの

自分についての考え方、感じ方を抑圧する。すると結果として認め難い思考を煙滅しようとする努力が、その思考を耐え難いものにしてしまうのです。人は不安な気持ちから、小さなことで悩みます。些細なことで縛られます。この不安な状態が、抑圧された行動へ向...
人間

人は自分の内側に抱えた問題や不満を外へと向ける。その結果

コンプレックスを持つ人間は必ず、自分の憧れている鏡を引き合いに出します。渡辺京二人は、自分の「内」にあるコンプレックスや不満や問題を、無意識に「外」へ投影する。言っている言葉が「それは、あなたのことですね?」と当人に返ってくる「ブーメラン現...
人間関係

「好き」の反対は「嫌い」ではないという話は真実。

昔々の話だが、教育関係の仕事をしている方からこんな話を聞いたことがある。その方が言うには、子ども同士の人間関係を見ていると、表面的には「嫌いあっている」子ども同士でもそれは必ずしもそうではなく、場合によってはその後仲良くなる可能性がある、つ...
ヒント

気に食わない存在の背後に隠れているもの。それが「影」

あなたのまわりに、「この人は気に食わない!」「理由はわからないけど、ともかく嫌い!」という人物はいないだろうか?あなたが、「自分の成長?興味ないね」という場合、この話はあなたの役に立たないが、「私は日々少しでも自分を成長させて、自分の人生に...
自己実現

「自分はOKではない」を変えるためには小さなことから始めればいい

「自分は自分で人は人」頭ではそう考えようとしつつも、つねに自分を誰かと比べてしまう自分に気がつく。もしあなたが自分を好きになれない。自分はOKだと感じられない。そんなタイプであるならば、この話はあなたの参考になるかもしれない。はじめに最初に...
ヒント

自己承認欲求、それはいわば「認められたい病」。その根本の原因は

現代社会の大きな特徴の一つ。それは「自分を認めて欲しい」という気持ち、すなわち自己承認欲求が著しく肥大化し、それにともなう心の空虚感を抱えている人々が増えているという点である。その症状を端的に言えば「認められたい病」と言えるかもしれない。私...